森山貴士南相馬のこれからを、
みなさんと。

考え方

「もっとこうなればいいのに」を、ひとつずつ。

このまちの頑張りが、暮らしの良さにつながるように。

地域の声を聞き、実現方法を一緒に考え、結果を確かめる。
その積み重ねを大切にします。

地域の人と対話する場面のイメージ

声を聞いた、その先まで。

南相馬市が誕生して20年、東日本大震災から15年が経ちました。今の暮らしに満足している方もいれば、「もっとこうなればいいのに」と感じている方もいると思います。復興の過程で良くなったこともあれば、まだ元に戻っていないと感じることもあります。

一人ひとりの「もっとこうなればいいのに」を、市政に反映するには何が必要でしょうか。私は、この地域で暮らすなかで、住民の声を事業の細かな部分まで届け、実際の改善につなげる仕組みが足りないと感じています。意見交換会で話したことが事業に反映されない。要望に沿った名前の事業ができても、中身は思い描いていたものと違う。パブリックコメントへの回答を読んでも、意見がどう扱われたのか分からない。そうした経験をした方もいるのではないでしょうか。

これは、誰かのやる気や能力だけの問題ではないと思います。声を改善につなげるまでには、いくつもの難しい仕事があるからです。

声を届けるのが、むずかしい理由

  1. 声の奥にある困りごとをつかむ

    「これが欲しい」という要望をそのまま受け取るだけでは、何に困っているのかを見落とすことがあります。少数の人から出た大切な意見も拾い、アンケートや利用実態などを通じて確かめる必要があります。そのためには、質問の仕方や調べ方にも工夫が要ります。

  2. 声の意味を失わずに事業をつくり、改善し続ける

    職員によって企画立案の経験に差があるのは自然なことです。だからこそ、企画時に確認すべきことをまとめたひな形や、過去の判断・改善の記録を共有し、組織として仕事の質を高める仕組みが必要だと思います。施設や事業も、始めて終わりではありません。例えば、子どもの遊び場で遊具が使えなくなったとき、その状況を把握し、どう改善するか考え、対応する。そうした日々の運営まで大切にしたいです。

  3. 関係する人たちの間で合意をつくる

    市の事業には、住民、地域団体、事業者、議会、市長、行政職員など、多くの人が関わります。意見を聞いた後、何を採り入れ、何を採り入れられなかったのか。その理由も含めて分かるようにすることが、信頼につながると思います。私自身、意思決定の内側で何が起きているか、まだ分からないことがあります。議員になったら実際の過程を見極め、住民の声が届く方法を考えていきたいです。

この3つの仕事を日々担っているのは、市役所の職員です。だから私は、職員が力を発揮できる環境をつくることを、最初の、そして最も重要な取り組みに置いています。

立候補を決めた理由

南相馬に必要なのは、目新しい政策を次々に打ち出すことだけではありません。すでにある制度や施設、地域の人たちの力を見直し、小さな不便を見つけて改善することも大切です。現場を見る。課題を確かめる。小さく改善し、結果を見て、良いものを広げる。その循環を行政と地域につくりたいと考えています。

私が南相馬市に移住してから、気がつけば12年が経ちました。震災後、この地域で多くの人が重ねてきた努力や、地域を思う気持ちを見て、聞いてきました。その頑張りが暮らしの良さとして実を結ぶようにしたい。そのために、議員として現場に足を運び、市民や事業者、行政職員と一緒に実現方法を探したいと思い、立候補を決めました。

大切にする、5つの進め方

どの政策でも、要望を聞いて事業をつくり、「実施した」で終わらせたくありません。次の進め方を、行政と地域の当たり前にしていきたいです。

  1. 現場で困りごとを聞く

    声の大きさだけで判断せず、言葉になっていない不便や、少数の人が抱える大切な課題も拾います。

  2. 事実を確かめる

    利用状況や費用などのデータと、当事者の経験を照らし合わせ、何が問題なのかを明らかにします。

  3. 実現方法を一緒に考える

    市民、事業者、地域団体、行政職員など、関わる人が早い段階から参加し、複数の方法と必要な費用を比べます。

  4. できるところから試す

    最初から大きな事業を決めず、小さく始めて、需要や運営上の課題を確かめます。

  5. 結果を伝え、改善する

    何が良くなり、何がうまくいかなかったかを共有します。市民の声を聞き直し、方法を変え、良い取り組みを広げます。

この流れを担当者個人の頑張りだけに頼らず、記録を残して次の仕事に活かせる仕組みにしたいです。

議員として、担いたい役割

私は、課題を指摘して終わる議員ではなく、市民の声を実現できる形につなぎ、その後の結果まで追う議員になりたいです。

現場に足を運び、困っている人の話を聞く。行政の資料やデータを調べ、過去にどんな判断があったかを確かめる。市民、事業者、行政職員の間に入り、それぞれが持つ知恵や力を結びつける。その上で、必要な調査や提案を議会から行い、事業が始まった後も暮らしが実際に良くなったかを確認します。

議員一人で事業を決めたり、実行したりすることはできません。だからこそ、意見が採り入れられた理由も、実現できなかった理由も分かるようにし、次の改善につながる議論をつくりたいです。地域の人たちの頑張りが、暮らしの変化として実を結ぶよう、粘り強く働きます。

ご意見をお聞かせください

南相馬のこれからを、みなさんと一緒に考えていきます。

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